近所の床屋さんにて

hair-cut

われながら、いい写真が撮れたなぁと思ったもので。
完全にプライベートな話しなんですが…
自閉症特有の感覚過敏もあって、散髪が苦手な長男。
3才位まではお風呂でチョッキン!私にカットさせてくれてたんですが
そのうちハサミを見ると泣くわ叫ぶわで、それ以降はまともに切れず…。
熟睡した頃を見計らって布団の上でこそーっとカット。
当然、上手く切れるはずもなく、いつもザンバラなヘアスタイル。
中学生になって、少しずつ、少しずつ練習して
なんとか起きてるときにこわごわながらも切らしてくれるようになって。
高校生になってから、近所の床屋さんにお願いして
お店で切ってもらうことに挑戦。
初めてのお店カットは、椅子に座れずケープも巻けず…。
待ち合いのスツールに腰掛けて、服のまんまでカット。
お店も本人も毛だらけになって、それでもそれなりのヘアスタイルに仕上げてもらうことができた。
数ヵ月後、再チャレンジ。
2回目はカット用の椅子になんとか座り、ケープも軽めに巻くことができ
それでも警戒心満々で、背もたれにはいっさいもたれず
椅子の上が毛だらけに…。
ところがここのマスター、嫌な顔ひとつ見せず
それどころか、カットできたことを一緒に喜んでくれて。
しつこくなく、過度の声かけもなく
本当にいい感じで対応してくださる。
で、今回3度目のチャレンジ。
写真は、マスターが手にするバリカンを確認中の長男。
ほんの一瞬、手を止めて見せてくれる。
それだけで安心して身を任せることができる。
「こうしてください」とお願いしてできる対応ではない。
その人の持つ自然なふるまい。
波長、なのかもしれない。
いいお店に出会えたなぁ。
なかなか生きづらい障害を持って生まれてきた長男なんだけど
めちゃめちゃ人の縁に恵まれてる。
これもまた、この子が生まれ持った才能なんじゃないかなぁ。