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これまでに、ありそうでなかった住まいへの視点

asahi

改めまして。モスハウス田端の田端広子です。
今さらですが、私は、「母」です。
初めて授かった息子(現在18歳)が、知的障害かつ自閉症であることがわかってすでに15年以上の時が経ちます。
彼が三歳児検診を目前に控えた頃のことでした。
その頃の息子は、一般的な男の子が怪獣のようなやんちゃ期やイヤイヤ期を迎えるそれとは異なり
育てやすいような一面もありました。
しかし、身体の成長が進むと同時に多動・衝動性は激しく、片時も目を離せない。
外出時は手も離せない。
肘から手のひらまでの距離(50センチぐらい?)をキープしておかないと、私の元から永遠にいなくなってしまうような状態でした。
育てやすくはないですね…。
毎日、生きていることが奇跡のような日々だったかもしれません。
多動っぷりは外出時にとどまらず、家からも保育園からもふといなくなってしまうことがありました。
交通ルールもわからず、危険もわからず、言葉も話せず…。
なんとか脱出を阻止しようと、ありとあらゆる対策をしました。
鍵、ブザー、猫よらず。もちろん、大好きなドライブの時間もたっぷりとったり。
そんな日々を思い出す記事です。
これは、私も懐かしんでいるだけではなく、行動せねば!

成長と共に彼らの行動は変わります。
永遠に同じ支援が必要なわけではありません。
ですが、その時に最適な環境が整えば、本人も支援者である親御さんも、ぐっと楽になるのですよね。
息子が小学校3年生の時に今の自宅を建てたので、その時にもそれなりの工夫をしました。
知的障害・発達障害のある子どものための…というと、ほんの一部の方へのメッセージになるかもしれません。
ですが、私だから発信できることがあるのなら、伝えたい!
というわけで、これから何度かにわたって、具体的な事例も交えてお伝えしていけたらいいなぁと思います。
実は、自閉症児への支援って、結構ユニバーサルなことが多いんです。
専門的には「視覚支援」と言って目に見えるように伝えるということが多いんですが、それって視覚障害の方をのぞくと健康な方にも幼児やお年寄りにもわかりやすいんですよね。
他にも、徘徊のある認知症の方や、未発達の乳幼児のいらっしゃるご家庭でも役に立つ事柄がきっといっぱいあるはずです。
あ、これはニュースレターに載せていってもいいのかなぁ。
ともったいぶってごめんなさい。
少しずつ、まとめて掲載していきますね。