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よくある質問

構造について

  • 基礎について教えてもらえますか?
    無添加住宅では、逆ベタ基礎を推奨しています。
    詳しくは、施工事例の現場中継をご覧いただくか、弊社スタッフまでお尋ねください。
  • 構造について教えてもらえますか?
    無添加住宅では、壁式鉄筋コンクリート造と木造軸組在来工法を推奨しております。
    工法によって価格や特長が異なりますので、お客さまのご希望にあった工法をご提案いたします。
    私どもモスハウス田端では、木造軸組在来工法を標準施工としております。
  • クロスは貼らないのですか?
    基本的に貼りません。
    最近は紙クロス等の商品が出てきて、ノンホルムアルデヒドの接着剤で貼れば大丈夫というような印象をうけたことがおありかもしれません。
    しかし、接着剤にはホルムアルデヒドが入ってなくても、他の化学物質が入っているのです。
    内装の仕上げには、漆喰塗りもしくはタイルや石貼りの施工をお勧めしています。

漆喰について

  • 浴室や洗面などの水廻りでしっくい壁・天井にカビは生えませんか?
    漆喰は弱アルカリ性の性質のため、居室などではカビ菌が生存しにくい環境にありますのでご安心ください。
    しかし、浴室など水分が常にあるところで、人間の体から飛び散った油分が壁に付着した場合、その部分にだけカビが生える可能性があります。
  • 壁の塗替えは何年が目安なのでしょうか?
    形状、地域によって異なります。入居者の感性についても違う為、一概には言えません。
    ちなみに姫路城の大改修では約50年に一度塗り替えすると言われています。
    高圧洗浄機を用いて、外壁の汚れ落としを実践している方もおられます。
    その際、注意点がございますので、ご相談いただけましたら都度詳しくお伝えいたします。

    「そとかべバリア」という新商品が発売されました。
    しっくい塗りの外壁に塗布することにより、しっくいの白さを長く美しく保つことが可能です。
    新築時だけでなく、年数が経ったお住まいでも効果があります。
    汚れを浮き出させ、雨水によって流されるため、徐々に効果が表れます。
  • 雨に対する処置はされているのでしょうか?
    外壁のしっくいには、撥水のため内壁に塗るものに柿渋を混入いたします。
    壁下地には透湿防水シートを施工します。
    ですので、内部、外部ともに雨水のような大きい粒子は入りませんが、水分子は行き来しますので、壁の中に絶えず湿気がこもるようなことはありません。また、サッシ廻りもYKKAPと共同特許を取得した専用のアルミ水切りを標準仕様としておりますので、ご安心いただいております。
    ちなみに柿渋は昔、番傘の表面に防水の意味で塗られていました。
  • 漆喰がぼろぼろと剥がれ落ちることはないですか?
    漆喰は、和室によくある聚楽(ジュラク)や土壁の仕上げのようなものとは違い、表面がぽろぽろはがれるようなことはありません。
    しかし、完全に硬化するまでの1年くらいは、表面の若干の粉が落ちたりして、巾木の上にたまったりします。
    服がこすれた場合、その粉がつくことがありますが、払えば簡単に落ちます。
    珪藻土と漆喰を混同されるお客様が多いのですが、珪藻土はそれ自身で硬化することができないので「つなぎ」成分が必要で、そのつなぎ成分の効き目がなくなるとボロボロになります。それに対して、漆喰はセメントと同じように水を混ぜるとそれ自身で硬化でき、最終的な漆喰の成分は炭酸カルシウムを目指し徐々に酸化していきます。
    その過程を経るにしたがってどんどん堅くなります。
  • 漆喰壁と建具の枠の隙間はどれくらい開きますか?隙間風が入ってきたりしませんか?
    0mm〜3mmくらい開く可能性がありますが、構造上、機能上に支障はありません。
    また、隙間風が入ってくることはありませんのでご安心ください。
  • 内部の漆喰壁と柱の間に隙間がありますが大丈夫でしょうか?
    漆喰と木材の間にはほとんど必ずといっていいほど隙間ができます。
    それは無垢の木材が縮んだことによるもので、決して欠陥ではありません。
    隙間風が入ったり、壁全体が剥がれ落ちたりする事はありませんのでご安心ください。

    またこの隙間から、室内の浮遊した汚染空気が入り込み、壁内の炭化コルクへ流入し吸着するための早道にもなります。
    この隙間が気になるという方は、しっくいの粉とフエキ糊を混ぜて隙間を埋めてあげる方法があります。
  • 外壁も内壁も漆喰塗りなんですか?
    ともに漆喰塗りです。しかし、漆喰に混ぜるものを少し変えています。
    外壁には撥水効果のある天然成分のものを混ぜて塗ります。
    詳しくは、 素材のページ をご覧ください。
  • 壁が汚れたらどうしたらよいのですか?
    ちょっとした汚れはカッターナイフやサンドペーパーなどで表面を削って消してしまいます。
    お子様がマジックで落書きした場合はこのように対応できます。

    また、全体的に汚れた場合は薄めたしっくいをローラーや刷毛などで塗ってきれいにします。ビニールクロスのように拭いてきれいにすることはできません。
    メンテナンスの費用は、労力を別にすれば材料費は安いと思います。業者に頼むとなるとそれなりにかかってしまいます。
    私どものお客様は、そのあたりをご理解していただき、ご自身で手入れをされておられます。
    つまりお手入れがいのある家ということでしょうか。

    新建材の仕上ははじめはきれいですが、汚くなると見るも無残ですが私どもの素材は年数を経るとそれなりになじんでくる良さがあります。
  • 漆喰の壁って湿度が高くて壁に水滴とかは付きませんか?
    水滴の問題は主に断熱性能の問題で起こる結露のことと思いますが、これは外気温、室内気温、室内湿度と断熱性能などとの関係で発生する条件が決まります。

    もし建物の構造と断熱性能が同じで漆喰仕上げとビニールクロス仕上げを比べた場合、仕上げがビニールクロスなどの場合露点温度に達した場合すぐに水滴が現れますが漆喰仕上げの場合この水分をある程度保湿し、表面に水滴が発生するのをずいぶん抑えてくれます。

    当然保水能力を超えた場合は水が滴ってきます。室内で、加湿器を多用した場合はその可能性があります。
  • 漆喰に色はつけられますか?
    無添加住宅の施工事例集などを見ていただくとカラフルな建物がありますが、これはしっくいにベンガラという色粉を混ぜ て塗ったものです。
    ベンガラは酸化第二鉄からできていて、銅や鉄などの金属を精製する途中でできるものです。 昔からベンガラは神社の鳥居やお寺の柱などに塗られてきました。しっくいにそれを混ぜることによって、カラフルな表情を作ることができます。
    ベンガラの色、量を調整することで様々な表情を作ることができます。

    しかし、濃い色にすると、まず同じ色を再現する事は不可能です。
    そして、何年か後の補修の際に色を合わせられないというデメリットがあります。
    漆喰はそのときの温度や混ぜ方によって同じ配合でも出来上がりは違ってしまいますし、漆喰の上に塗ると、同じ漆喰でも質感が違ってしまうためです。
    ですので、濃い色を選択された場合は、次のことを覚悟しなければなりません。
    色むらが出る。(はじめはなくても後で出てきます) 補修をするとその場所がすぐにわかる。 標準のものより、少しコストアップになります。 雨があたる部分などは、濡れると濃い色になる。

    実際に弊社で施工させていただいた事例をご覧ください。
  • 漆喰に汚れがついた場合はどうすればいいですか?
    部分的に汚れが付着した場合、サンドペーパーやカッターナイフで少しこすると汚れを落とすことができます。
    壁全体の汚れが気になる場合は、しっくいの粉と水を混ぜ、ローラーでペンキを塗る要領で表面をリフォームすることができます。

    ご入居前に「お手入れセット」のご説明をさせていただいたり、「住まいのお手入れ教室」を開催させていただいておりますので、ご安心ください。

屋根について

  • 石で屋根を葺くと高くなりませんか?
    加工しやすい粘板岩を海外より大量購入している為、石のコストをかなり抑えてあります。
    更に当社独自の工法により石葺きの熟練技術者でなくても早く簡単に施工することが出来るようになっております。

    そのため工期が短縮され人件費を抑えることが出来ております。従来の石葺きの常識を覆すコストパフォーマンスになっておりますので、決して高くはないと自負しております。
  • 石で屋根を葺くことでのメリットって何ですか?
    屋根裏部屋が暑くないのです。当社独自の工法により、屋根部の熱を自然の風力で強制換気することで、従来の屋根以上の涼しさを実現しています。その他の特徴として、メンテナンスフリー、重厚な美観、石のリサイクルが可、生産にあたって無公害、などのメリットがあります。
  • 屋根は石ですけど、重たくないのですか?
    カラーベストの屋根と比べるとどうしても重くなってしまいます。しかし、瓦と比べると石の屋根のほうが軽くなります。
    一見、石のほうが重たく見えますが、瓦一枚の大きさに比べ石一枚のほうが面積が大きく、重ねしろも少なくて済むのがその理由となります。

石について

  • お風呂は石貼りが標準ですか?
    無添加住宅で使用している石の種類は3種類あり、床面はすべりにくくする為にザラザラの仕上げになっています。また、タイル(外部用)を貼ることもできます。
    壁の石やタイルもお選びいただきことができます。

    お客様のご希望により、システムバスを採用することも可能です。
  • どんな石の種類がありますか?
    御影石で5種類(ピーチポリーノ、ブルーパール、ロイヤルパープル、山西黒、さび石)、粘板岩(屋根に使っている石)、石灰岩(コーラルストーン)、砂岩、大理石です。

接着剤について

  • 炭化コルクの性能について教えてもらえますか?
    耐水性、遮音性、防振にも優れています、腐りにくく廃棄時には土に還ってしまう循環型エコロジー断熱材。
    添加物はなく(無添加)、炭化コルクの中に虫の忌避成分があり、自ら防虫効果を含んでいるという優れものなのです。
  • にかわの接着ってどの程度もつのですか?
    米ノリと違って接着時に高分子化しないので、50年ほどが限界となります。
    そのため、床等の垂直方向に力が掛かる所にだけ使用します。
  • 米のりってすぐ剥がれてしまうように思うんですけど…
    水が直接かかったりすると、剥がれやすくなります。しかし、なにもなければ300年はもつといわれております。
    お米(でんぷん)と木(セルロース)は化学式が同じで組成もよく似ていますので日本の湿度の差が大きい気候の場合お米も木も伸び縮みが同じように動くからなのです。

フローリングについて

  • 床に重いものを落とし、跡が残りましたが補修はできますか?
    無垢のフローリングはその特徴として元の形に戻ろうとする形状記憶機能があります。
    引っかき傷のようなもので繊維質が傷ついたものは別ですが、重いものを落としたときにできる傷跡などは水を含ませることによって徐々に木材がはじめのように戻ろうとします。

    もっと短時間に戻したいのでしたら、水を含ませた後、アイロンを30秒程度あててあげると良いです。
  • 無垢材のフローリングのメンテナンスはどの程度必要なのでしょうか?
    フローリングは、施工後に米ぬかオイルや無添加ワックスを塗布していただくことを推奨していますが、浸透性のものを使用しているので、住まい始めてすぐに表面が磨耗します。
    剥がれていくことはありませんが、撥水性や汚れ防止を永久に保つためには、ご使用される方のメンテナンスが必要になります。
    表面がガサついてきたり撥水しなくなると、オイルや無添加ワックスを上塗りする必要がありますが、あまり頻繁に塗りすぎるとベトつく場合がありますのでご注意下さい。

    このある程度メンテをしないといけない、また伸びたり縮んだりするというのが、従来のハウスメーカーやマンションなどに施工されている材料と決定的に違うところです。
    しかしこの点こそが、年月が経ったときに差が出てくる大きな点であると自負しております。
    従来のプリント合板や樹脂で固められた材料は、新築時から年月が経つにしたがって紫外線などによりどんどんと劣化していきます。
    「風合いがでる」ということなく、劣化していくのです。これに対し、ムク材の良さはどんどんと風合いが出てきます。

    同じ年数を経ても雰囲気が出てくるお家と、ぼろぼろになるのを避けられないお家とを考えたとき、我々は次世代に自慢できるような雰囲気が出ているようにしたいと願っています。

    マメに床拭きが出来るご家庭でしたら、水ぶきだけでも問題はありません。そのかわり水ぶきだけの場合、当然汚れやすいので注意が必要です。古いお寺などを連想していただくとご理解いただけると思うのですが、縁台などは黒光りすると思います。小坊主さんらが毎日雑巾がけをしているからです。
    最終的に使用し続けて磨いていくと表面も光沢が出るように変化していきます。
  • 床の目地はどれくらい開くのでしょうか?
    季節により特に冬場は1mm〜3mmくらい開く可能性がありますが、梅雨時期は逆にふくらむ場合もあります。
    天然素材の為と居住者様の使用の仕方で違いがあります。
  • 無垢材のフローリングに床暖房は使用できますか?
    無垢材のフローリングは乾燥収縮を起こすため、基本的に床暖房による熱にはあまり強くありません。
    特に熱を直接伝達する方式(温水式や電熱線式など)の床暖房は木材の縮みが激しいため遠赤外線式のような水分子を振動させる方式の床暖房を推奨いたします。
  • 無垢材を使用することで、床が反ったりしませんか?
    どちらかというと、反るよりも冬に縮みが起こる場合があります。また、音鳴りもする場合があります。
    こういったことがおこらない木の方がおかしいことに気づいてほしいのです。しかし、天然の無垢材だけがもつ自然の風合いの良さはこれに勝ると思われます。
    なによりもボンドまみれになっている合板のフローリングを敷き詰めるよりは、なにも混じっていない(無添加の)フローリング、伸びたり縮んだりする生きた木のほうが、長く住まわれるのでしたら良いのではないでしょうか。
  • カーペットは敷かないのですか?
    しきません。
    どうしてもカーペットの毛にゴミがからみつき不衛生ですし、カーペットを貼り付けるボンドも問題だからです。
  • フローリングはどんな種類があるのですか?
    ムク材のインドネシア松とラジアタバイン、ミルキーメープル、ナラ(オーク)、アカシア(柿渋塗装品)、ロックファー、レッドパイン、ロシアンパイン、シンゴン等のいずれかを選んでいただきます。

    ロシアンパインを天然塗料(柿渋とベンガラ)で塗装した「ビターチョコ」が商品化されました。

オリジナル家具について

  • 玄関扉は天然木ですが、腐らないのでしょうか?
    玄関扉は扉の厚さが通常より1.5倍ほどの厚さ(7cm)となっており、しかも天然木に柿渋塗装を施したり、防腐対策を行っているため腐りにくくなっています。ご安心ください。
    他の外部に面している木部に全て言える事ですが、引渡し後1年経過した時にもう一度上塗りするとより一層防腐効果があります。
  • 天然の木材を海外から輸入する際に殺虫・殺菌処理を薬品で行っているのでは?
    無添加住宅の天然木材はインドネシアから輸入しております。
    普通は薬剤注入や薬浴を行いますが、無添加住宅の物は高温で蒸気殺菌し、輸入する際には-20°Cの冷凍コンテナで運んで殺虫しているため化学物質を一切使用しておりません。

    ここ最近、「東南アジアの材木は日本の税関で薬処理をしないと輸入できない。」という噂が出回っているようで、この手の質問が多いです。
    中には完全にそう思い込まされてしまっている人もおり、弊社の説明を聞いて面食らわれる方もあります。
    無添加住宅のスタッフが原木林から製材所、加工所、現地でのコンテナの積み込み、日本についてからのコンテナ開封作業の確認を一通りしておりますので安心です。

    しかし、当然何も処理をしていないので、建築で使用した際は柿渋とホウ酸などで防虫処理を施すのが無難です。
    これは日本の国内の材木を使っても同様です。
    東南アジアのものであるからやられやすい、日本のものは食べられないということもありません。
  • 洗面台もオリジナルですか?
    洗面台のキャビネットも、もちろん無添加家具でできています。

    天板もキッチン同様に天然石をのせるのが標準となっております。白く明るい印象のガラス天板もございます。

    磁器タイルや大理石のモザイクタイルを天板に使用することもできます。

    様々な洗面化粧台の施工実例がございますので、お問合せください。
  • 家具や建具に色はつけられますか?
    もちろん付けていただくことができます。
    しかし、自然な素材で着色するのには、色に限界がありどんな色でも付けられるわけではありません。
    当社は柿渋をあらゆるところで使っています。
    柿渋にベンガラ(赤・ボルドー・茶・黄・ベージュ・黒)を混ぜて塗料とすることを推奨しています。
    ベンガラは日本に古くから伝わる顔料で、神社の鳥居に使われていることでも有名です。
    ベンガラ(白)を豆乳と混ぜて、うっすら木目を残した感じで白塗装するのも素敵です。

キッチンについて

  • キッチンの天板に天然石使用となっていますが、どんな石を使うのですか?
    当社では御影石を使用しております。大理石は水や酸に弱いのでキッチン天板には使いません。
    一般的にシステムキッチンで使用している人工大理石は、本当は石ではなく硬質プラスチックなので、火を当てれば燃えてしまうのです。

    御影石には、産地によって色味や質感が異なるバリエーションがあります。
    磨き仕上げされたワークトップは、お手入れも楽で実際にお住まいのお客さまに好評です。

外構について

  • ウッドデッキはいくら位でできますか?
    規模や材質によって変わりますため、ご希望のお客様は一度ご相談ください。

    近年、「ウッドデッキ」「ウッドフェンス」という名称の樹脂製の人工木(疑似木)が使われることがほとんどです。メンテナンスができない高所やフェンスなどにはいたしかたないのですが、直接肌に触れるリビング続きのウッドデッキなどは、本物の木を使いたいところです。
    天然の木でも、屋外使用に適した樹種がございます。
    樹種によって耐用年数も価格も変わりますが、メンテナンス次第で永くお使いいただくことができます。
    安全な塗料で、お子さまと一緒にメンテナンス作業を家族行事として取り組まれていらっしゃる方もいらっしゃいます。
  • 太陽熱利用関係のことはやっていないのでしょうか?
    特に積極的にはやっておりません。お客様のご要望があった場合、設置することはもちろん可能です。

その他

  • 防蟻処理で化学物質を使用しない方法はありますか?
    はい、あります。

    土台や主要な柱にはシロアリや木材腐朽菌に強いヒノキ材等を使用しています。
    ヒノキが持つ殺菌効果を活かすため、高温乾燥していないグリーン材を弊社では推奨しています。

    また、無添加住宅では健康被害の心配のない「ホウ酸系防蟻処理ボロンdeガード」という白アリ対策を採用しています。
  • 自然素材の防虫剤を教えてください。
    自然素材でも防虫効果のあるものはたくさんあり、例えば柿渋の渋みは虫の体内のタンパク質を吸着します。
    馬酔木(あせび)の乾燥させたものを煎じて霧吹きすると防虫スプレーになります。山椒の実や楠木の葉も防虫効果があります。
    しかし、1Fのお部屋では虫が入りやすいので、完全に虫の侵入を防ごうとするのは大変です。
    ご自宅の近くに緑がたくさんあるような地域はもちろんのことになります。
    どのハウスメーカーもそうだと思いますが、完璧に虫の入ってこないお家を作ることはできません。
  • 建物が無添加だとダニや害虫がつきやすくなるのではないですか?
    建物が無添加ということで、基本的には人間も他の生き物も住みやすい環境ではありますが、人間に害の少ない天然素材からできたホウ酸やティンボア、それに準じた防虫効果のあるものを使用することにより害虫を寄せ付けない工夫をしています。
    しかし、完璧に虫のいない無添加住宅は現在ではまだできないので化学物質過敏症の方はある程度、覚悟はしてもらうようにしております。

    お客様の要望に沿ってある程度はカスタマイズしていきます。
  • 無添加リフォームもできるのですか?
    はい。無添加住宅の素材を使った戸建住宅の増改築、マンションなど集合住宅の改装も承っております。まずは、お気軽にご相談ください。

    リフォーム・リノベーションの施工事例のページをどうぞご覧ください
  • 住宅性能表示活用の経験はありますか?
    当社では性能表示を行ったことはありません。

    理由といたしましては、現在の性能表示制度では弊社の特徴である非化学物質住宅の他社を抜きん出た性能が正しく表示されないことや自然素材を多用していますので、それによる多少の問題が大きくマイナス点として評価されてしまうためです。

    性能表示ではすべての評価は5段階程度で評価され、あまりにも私どもの基準からするとおおざっぱなのです。

    たとえば、VOC(揮発性有機化合物)対策についはある基準を下回っていれば最高点となりますが、弊社の建物はすべての基準が外気とほとんど同じか測定不可能な状況にあります。
    つまり、最高点のはるか上のランクにあります。

    また逆に、自然素材のフローリングやドアを使用していますので多少の収縮や隙間、反りなどが発生します。壁の漆喰については細かなヒビ(構造上は問題の無いものです)が入ります。
    これらの部分はプレハブなどの工業住宅から比べるとある意味許されない部類に入るものもあるでしょう。
    しかしながら数十年前は自然素材だけで建物ができていたことを考えると、そんなに許せないものかどうか疑問です。

    そのようなことで、現在の基準はあまりにも売り手側の一方的な基準であると私どもは考えています。

    性能表示は、その手の評価機関がいくつもありますので、そのような機関に書類を提出すれば性能評価を出してくれます。
    そのための費用と図面作成などの手数料をいただけましたら評価証を出すことは可能ですが、上記のような理由によりあまり意味の無いものと考えております。