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無添加住宅RS-type -U邸- 神戸市垂水区

地盤調査

2017/04/10

垂水区塩屋町にて工事をさせていただくことになりました。
モスハウス田端では初めての「無添加住宅RSタイプ」になります。そうです、「RSシエスタ」のモニターハウスです!

今朝、地盤調査をさせていただきました。
建物の配置に合わせたロープの4隅と中央、5か所のポイントに機械を据えてロッドを挿入していきます。
大丈夫かな…?
いつも少し心配して見守りますが、大抵大丈夫だったりします。
調査結果を持ち帰って解析した結果が届くまで、ドキドキは続きます。
早く安心したいです。

地鎮祭

2017/05/14

jichinsai

地鎮祭を執り行いました。
前日の土曜日にはたっぷりの雨が降りましたが
当日は、晴れ。
お天気も味方してくれています。

jichisai02

日に日に太陽の日差しがきつく感じるようになってきましたが、テントのお陰で快適でした。
灼熱の日もあれば、極寒の日もあるのが建築工事。
どんな気候の中でも慎重に安全に進めていきたいと思います。
いよいよです。
気を引き締めて、心を込めて着工します!

地盤改良

2017/05/25

地盤調査の結果、何らかの地盤補強が必要と判定されました。
「柱状改良」「鋼管杭」「…」
思いもしなかった結果に、色々と悩み、調べ、そしてこの工法で地盤補強をさせていただくことになりました。

今回も、朝まで降り続けた雨が上がり
予定通り改良工事が実施されました。
地盤調査の結果に基づき、しっかりと補強を。
いくつかの工法を比較・ご検討いただいた上で
採用となったのは天然砕石を用いる「ハイスピード工法」
天然砕石をパイル(杭)状に施工し、周辺地盤を含めて支持力を高める工法です。
建物の配置に沿って、必要深さまで元の土をくりぬきます。
擁壁のそばはかなりの粘土質。
敷地の中央に近づくと、少し砂質傾向に。
サンプリングをしているようで見ていて、興味深いです。
しかし、この土は場外に排出。

土を掻き出した穴に、砕石を投入していきます。
アナログな道具でザザザーッ!
螺旋状のオーガーでしっかりと締固めながら
丁寧に土を砕石に置き換えていく作業を
各ポイントごとに繰り返します。

最後に載荷試験を実施して、終了です。

天然砕石を用いたハイスピード工法が決め手となったのは
土壌に対しての汚染や悪影響がないという安心。
将来にいたっても、産業廃棄物の排出がないという安心。
つまりは、地球にも住む人や地域にも優しいという点でした。
家が無添加なのだから、地盤も無添加なものに。

土地の状況によっては、今回の工法がご採用いただけないこともありますが
モスハウス田端としても推薦していきたい「ハイスピード工法」です。

基礎着工

2017/6/19

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いよいよ基礎着工しました!

まずは、配置の確認。

敷地に対して平行なところが全くないという配置。

ややこしくてごめんなさい。

しかし、それにはそれの理由があるもので…

よりよい住み心地のために

理解と協力を業者さんにお願いして工事に入っていきます。

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基礎工事2日目の様子です。
「根切り」・・・ねぎり、と読みます。
基礎の底盤にあたる部分の土を掘る工程です。
近頃の住宅の基礎は「ベタ基礎」が一般的。
名前の通り、底がべたーっと平らな形状をしているので
その場合はこの根切りも平らに掘っていくことになります。
しかし、モスハウス田端では無添加住宅の秋田会長が推奨する「逆ベタ基礎」
底ではなく、仕上がった上の面がベタになります。
なので、土に入るところは写真のような感じに。
6月中は現場に「6月10日は無添加住宅の日!」をPRする幟立てさせてもらっています。
オリジナルキャラクター『むてん』も工事の進捗を見守ってくれています。

基礎工事1

2017/7/4

bousitu

コンクリートスラブの下になる部分に防湿フィルムを施工しています。
土中の湿気を防ぐ役割をもっています。
コンクリートの厚みがあるので、必須ではないのですが、より安心ですね。
いくつかの土の塊に分かれているのは
バランスよく区画をつくり、地中梁を通すからです。

haikin

続いて、配筋。
基礎図に沿って鉄筋を組んでいます。
鉄筋の径(太さ)、重ね長さ、間隔…
規定が守れていないと検査に合格しません。
組みあがったところでJIO(第三者検査機関)の検査。
ばっちり合格。
このあと、外側の型枠を施工してようやくコンクリートの打設です。
季節がら日程に余裕を持たせてはいますが
基礎工事はお天気に左右されやすいので天気予報が毎日気になります。
とりあえず、台風が無事に通過しますように。

基礎工事2

2017/7/17

mold

雲のご機嫌をうかがいながら、型枠が組みあがり
フレームができたことで、高さの確認もできるようになりました。
写真は、金物の取付けの様子です。
土台をとめるためのアンカーボルトや通し柱を固定するためのホールダウン金物を配置していきます。
基礎の仕上がりからどの程度上に出て入ればよいか
平面的な位置はもちろん、高さも確認、調整しながら一本ずつ丁寧に作業します。
図面の中で、小さな黒丸で示されるアンカーボルト。
私の仕事は、入れ忘れや余分なところに入っていないかのチェック。
型枠の位置も合わせて確認して、心配なところは修正をお願いします。

concrete

型枠ができたところへ、コンクリートを流し込みました。
一般的なベタ基礎は、スラブ(底)を打ってから立ち上がりの型枠を組んで、再度コンクリートを流す二度打ちですが
逆ベタ基礎の場合は一発打ちが可能です。
形状の違いからくるものですが、一度に打てた方がいいのです。
コンクリートの打ち継ぎ部分というのは、どうしても一体にはなりません。
微細な隙間が生じてしまうのです。
水の侵入や、時にはシロアリの侵入経路となるともいわれています。
打ち継ぎなしの一発打ち、安心です。
逆ベタなのに、部分的にそうでない部分…?
はい、内部にいくつか型枠がありますね。
ここは、給排水の仕込みスペースです。
長期的な可変性やメンテナンス性も、考慮しております。

土台敷き

2017/7/19

dodai

上棟に先駆けて、土台の敷設。
逆ベタ基礎から飛び出たアンカーボルトで
無垢の土台をしっかりと固定していきます。
防蟻の必要のない樹種として指定されている桧を使用していますが、念には念を。
柿渋にホウ酸(ティンボア)を混ぜてしっかりと塗布してあります。
(写真:大工さん提供)

kakishibu

こちら、土台底に塗布した「柿渋+ティンボア」です。
無臭柿渋を使用しているので、独特の発酵臭もありません。
体に悪くはないと言っても…ご近所に臭いでご迷惑をおかけすることがありましたから…。
無臭になって助かってます。

棟上げ

2017/7/21

muneage

灼熱の太陽が照り付ける中、上棟です。
朝、少しでも太陽が高くなる前に、と
8時にはスタートしておりました。
バテてしまう前に、一気に組み上げていきます。
応援の大工さんが入るので、早いです!
トンカントンカン。
ごめんなさい。人工乾燥した木材ではなく「生木」を使っているので、よその現場より柱や梁が重いかもしれません。
一般的に、含水率が低い方が強い(これは正解なんですが)とされているので、そこにだけ着目してしまいがちですが、高温の釜で一気に乾燥された木材は、水分だけでなく油分もとばしてしまいます。
樹幹の中身を抜かれた木は、スカスカの状態です。
そこに、虫だけでなく人や動物にも毒性の強い防蟻剤を注入した木材が、広く流通しているのが現状です。
自然の中で育くまれた木には、虫に食われないように忌避成分が備わっているのですが、どうしてそれを無視してしまうのでしょうね。
水分は、ゆっくりと木から抜けていくものです。
そこに油分が入りこんでいくことで、木の強さは増していきます。もちろん虫に対しての防蟻性も備えています。

nojiita

こちらは、屋根の下地で【野地板】(のじいた)といいます。
これも、最近の木造住宅では合板を使う会社がほとんどです。大工さんは、大きな面材でできた合板の方が作業しやすいし、楽かもしれません。
モスハウス田端の現場では、いつも杉の野地板を張ってもらいます。
一本ずつ張るので手間がかかります。
ですが、ボンドの寿命で家の耐久性が決まってしまうような家づくりをしたくないので、協力してもらっています。
多少そったりねじれたりします。無垢材ですから。
それもまた、慣れた大工さんでないと嫌がりますね。
でも、本当に強い家を建てたいのは、現場に入る職人さんたちにとっても同じ願い。

kousakuzai

切れ端が、どうしても出るのですが、もったいないんですよね。
木質ペレットにする機械を、いつかは自社で買いたいなぁと思うのですが、まだいつになるかわからず。
このような荒材がちょこちょこ現場で発生します。
もし、ご入用の方がいらっしゃれば、お声がけください。
息子の夏休みの木工作品にいくらかは活用したいと思っていますが、使いきれない量になりますので。

中間検査

2017/7/28

jio

JIO(日本住宅検査機構)の検査を受けました。
図面通りに工事がされているかどうか。
この段階で検査するのは、壁の中に隠れてしまう部分をチェックするため。

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筋交い(ダブル)

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ホールダウン金物

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筋交いプレート、羽子板ボルト

耐力壁が図面の位置に取られているかどうか。

筋交い(すじかい)の大きさ、向き、固定の方法。

柱各部の金物が指定のものが規定通りの取付方で施工されているかどうか。

隠れてしまう部分とは、こんなところでしょうか。

最近は、壁も床も合板(ごうはん)でという会社も多いです。

計算上の強さは大きく見てくれるので、施工する立場としてはやりやすいのかもしれません。

ですが…構造用合板といえども、接ぎ合わせただけの薄っぺらい木の寄せ合わせ。

貼り付けたボンドの寿命がきたときには…強度が格段に落ちてしまいます。

サクサクのミルフィーユ状態になった姿を想像すると、恐ろしい事態です。

ですから、モスハウス田端では合板は使わず筋交い(すじかい)にこだわります。

柱や梁(はり)に集成材を使わないのも同じ理由です。

『モスハウス田端の無添加住宅には〇〇を使いません』

それは、家の寿命を一番に考えたいからなのです。

防水工事

2017/8/6

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着々と工事が進んでいます。
大工さんが下地の造作をしている傍ら
防水工事が進行中。
写真の白い紙は「透湿防水シート」という
水は通さず、湿気(水蒸気)は通す優れもの。
つまり、雨水の侵入を防ぎつつ、湿気は外に出してくれるので、壁の中に湿気がたまるのを防止してくれます。
さらに、この上に炭化コルクを張り、モルタル漆喰、漆喰を塗っていきます。
合板を使わず、防水シートにも透湿性のあるものを使うことで、壁全体が呼吸するしくみです。
これが、無添加住宅の長持ち(耐久性)の秘訣です。

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順番が後先になりましたが、防水シートの前に
窓サッシの取付けにも無添加住宅の独自のシステムがあります。
無添加住宅とYKK APとで共同開発された水切りシステム。
硬化した漆喰とアルミは、密着しません。
長期の性能が担保できない防水テープやコーキング頼りの雨仕舞では
建築後10年ほどで雨水の侵入が必ずと言っていいほど起こります。
雨漏りとして発見されたらラッキーです。
住む人も気づかないまま、壁の中に入り込んだ水分が構造材を腐らせ…。
そんな恐ろしいことを避けるために、無添加住宅では
「入った雨水はここから出す」という道筋をつくり、雨水の出口を確保しています。

炭化コルク

2017/8/12

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炭化コルクが現場に到着しました。
無添加住宅の断熱材は、コルク樫の樹皮を蒸し焼きにした「炭化コルク」が基本です。
ワインの栓や、コルクボードで日ごろからよく目にする「コルク」ですが、元になる樹が「コルク樫(がし)」と、そのまんまなネーミングだとご存知の方は少ないかと…。
私も、無添加住宅に携わるようになって初めて知りました。
ゴツゴツとした樹皮だけを剥いで加工するので、木そのものを伐採しません。樹皮は8~9年かけて再生するそうなので、自然界と寄り添うような建材ですね。

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板状の炭化コルクを、外壁に施工していきます。
銀色のボタンのように見えるのは傘釘といって
コルクをがっちりと留めつけるための必須アイテムで
その数なんと…うん千本。
気の遠くなるような作業で無添加住宅の断熱は施工されているのです。
天然の木を蒸し焼きしただけの素材なので毒性はありませんが(厳密には虫が嫌うスベリンという成分が含まれています)丸鋸で切ると木の粉が舞い上がるので職人さんはマスクとゴーグルを着用して作業されています。
くしゃみが出るので、ね。
そんな苦労の上に成り立つ無添加住宅。
まさに、手仕事です。
さてさて、恒例のまっくろくろすけな外観でお盆休みを迎えます。