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必要最小限の活動ってなんだろう

日に日に緊迫度が増す新型コロナ。
神戸でも基幹病院で感染が拡がり、他人事ではありません。
私たちは元々夫婦で仕事をしているので、社内業務は在宅で何ら問題ありません。
来店いただく場合には、事前にご連絡をいただき、消毒や換気を充分にして対応します。
お会いしている間、マスクを着用させていただいています。
それでもこの時期に外出そのものがご不安な方がほとんど。
スマホやパソコンを使ったWEBミーティングで対応させていただいています。
お引渡し後のお客様からのご相談には、ラインでやり取りをさせていただいています。
普段ならご訪問させていただくような件でも、できる限りお会いせずに解決できる方法を探っています。
これまでにお手入れのレクチャーをさせていただいているお客様には、ちょっとしたアドバイスでこと足りる場合も多いです。
この機会に、「住まいのお手入れ動画」を撮影して公開していきたいなぁと思っています。
仕事の面ではそんな感じで。
できる限りの外出、対面を控えつつも、継続していきます。
では、プライベートの方は?
わが家には大きな息子が二人おります。
長男は生活介護事業所に通所する自閉っ子。
事業所は、感染防止の策を最大限に講じながら開所してくれているので、今のところ通えています。
返せばそれは、介護・支援の職員さんたちは休めない。
通勤してくださっているのですよね。
私たちは在宅でできる仕事もあるのだから、長男を休ませるという選択もあるかもしれません。
ですが…重度の知的障害もあって「新型コロナ」だとか「自粛」だとかを彼に理解してもらうのは難しい。
「今日はお休み」は、伝えればわかる。
「明日はお休み」も、わかるかも。
でも、それがいつまでなのか?見通しの立たない状態では全く理解できないでしょう。
不安といら立ちが噴出するのが目に見えます。
ただでさえお出かけ好きな子です。
気分転換に車で連れ出す毎日になるのは必至。
運送業に鞍替えしないと、成り立ちません…。
そういうわけで、開所していただける間は通所を続けさせてもらっています。
そして、もう一人。
次男はこの春から高校生になりました。
「新入生説明会」に名を変えた入学式のあと、まだまともに登校していませんが。
週1回程度の登校日が設けられることになっていましたが、緊急事態宣言を受けてそれすらなくなりました。
公共交通機関を利用して通学する生徒が大多数なことを考えると、妥当な判断だと思います。
10代の子にとっての1ヵ月2か月は、私たち大人のそれよりも遥かに貴重で長いもの。
学生の本分である学業も心配。
数年後の大学受験に、今回の影響は加味されないでしょうから、
今、学べる環境に地域差があることは本当に心配です。
なんとか、自宅にいながら授業が受けられる環境が整わないものかと願ってやみません。
課題なりなんなりが郵送で届くような気配ですが、今のところ何も…。
先生方も、生徒は来なくても普段以上に忙しい状況かと。
そして、在宅の息子がいるだけで、家での食事量がぐーんと増え
外出を控えようにも、食材の買い出しには二日に1回ほどはいかなくてはならず。
受け皿であるスーパーは毎日開けてくださっている。
そこにも働く人はいるわけで。
保育園や学童保育も通園を絞り始めたようですが、保護者の職業はどのように選別されているのだろうか?
医療・救急・食品関係は休めない。
警察も、交通も、運輸も。
お役所も、福祉も。
医療ケアの必要な家族がいたら、元気な子には保育園なり学童なり行ってほしいかも。
でも、ウイルスを持ち帰るリスクもあるし、悩ましい。
うーん、本当に、事情は様々だと思うんです。
「不要不急の外出を控えましょう」
わかります。
でも、「必要最小限の活動」って人によって、家族によって違ってくるので、少しだけ寛容な気持ちで自分たち以外の人の暮らしを見られるといいな。
一律に、声高に「外出自粛」叫ばないでほしいかも。
それぞれが、それぞれの立場でスタンスで、できることをできる範囲でやっていきましょうね。
とめどもなく書いてしまいましたが
ぎすぎすせずに、いつ終わるかわからないこの状況を乗り越えていきたいなぁと思うのです。
外に出ることがやむを得ないと選択した人が安心して出られるように、出なくていいと思える人はお家で過ごしましょう。
お家で過ごす選択をした人の時間が、穏やかでハッピーなものになるように。
なにかできることはないかなぁ。
そんなことを考えています。