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無添加住宅仕様の小屋つくります!

漆喰塗り

石屋根の小屋のイメージ

無添加住宅にお住まいのN様からのご依頼で、ガレージに物置をつくらせていただくことになりました。

しっくいに石屋根のお家に似合う、小さくて可愛らしいものを。
既製品ではいいのがないから、家と同じような素材で作れませんか?

通りからちらりと見える屋根、家と同じ石がいいな。
壁はやっぱり漆喰がいい!
小さな窓がひとつあって、そこにきれいな色の鎧戸をつけて。
古びた赤レンガの花壇からツルがのびてこう~。

小屋のイメージスケッチ

あ…まぁるい屋根、幅がすごく小さいのでからり石を小さくしないと難しいかも…。
物置の屋根ってすっきり片流れのものが多いけれど、それを尖がり屋根なイメージで勾配きつくしてみましょうか。
窓モールや鎧戸は、素敵な色を選んで明るくて可愛いアクセントになるようにしましょう!
ランプは、家と合わせて真鍮のゴーリキアイランドのもので!

小さいけれど、夢とロマンがたっぷり詰まったプラン打合せ。
しっかりとつくらせていただきますよ~。
配置確認

2019.06.10

配置確認

まずは、配置の確認。
雨水や汚水の配管を避けて、ブロックとの空きはこのぐらい。
具体的にロープを張って、確認していきます。
中に収納する棚の大きさともよく検討して、小屋の大きさと配置を決定しました。
既製品ではないので、自由に決められていいですね。

※10㎡を超えると増築の申請が必要になります。
基礎工事

2019.6.13

小屋の基礎

型枠を組んで、基礎工事。
小さな小屋なのですが…石屋根を載せたり
しっかりとした造りの建物になるので
基礎もしっかり。
祝!上棟

2019.7.29

上棟日の朝

小屋(物置)と言えども…本格的に。
柱の太さは家よりも少し小ぶりにはしていますが
桧の芯持ち材(強い年輪の中央を使った材)を土台や柱に使います。
普段は工場でプレカットされているのですが
今回は現場での手刻み。
柱に印を付けて、一本ずつ加工していきます。
柱を削るたび、桧の香りが立ち込めます。
虫に喰われないように、自分の身を護る成分をたっぷりと持った桧ならではの香りです。

小屋、上棟

棟が上がって、屋根の垂木をかけていきます。
物置の屋根って、緩い片流れの素っ気ないものが多いですよね。
コストだけを考えるとそうなるんですが…
ここは、見た目も大事にしましょう!
家とお揃いのクールーフ(石屋根)葺き。
しかも、矩勾配の尖がり屋根。
出来上がるにつれ、無添加住宅のミニチュア模型を作っているような感覚になってきました。
っていうか、これ、うちにも欲しい~。
内部もしっくい塗りにして発酵専用の小さな「蔵」お味噌やお醤油を仕込んだり、生ハムを吊るして作ったり…。ついつい妄想が膨らみます。
今回は、あくまでも「物置き」の用途でつくらせていただいております。
炭化コルク

2019.8.2

バラ板施工

外壁の下地に、杉板を張っていきます。
合板は使わず一枚一枚。
手間ですが、長い目で見るとやっぱり。
接着剤の寿命でブヨブヨになってしまうのは、哀しいので…。

炭化コルク

その上に防水紙を張り、炭化コルクを。
物置なので、断熱材というより漆喰下地として。
炭に包まれた姿を見ると、【無添加住宅】って感じがしますねぇ。
炭化コルクは、断熱だけでなく防火性能もあるので、物置というより【蔵】と言った方がふさわしいかもしれません。
しっくい塗り

2019.8.10

漆喰塗り

しっくい塗りました!
ちゃんとした無添加住宅の外壁と同じく
柿渋が入っているのでほんのりピンク。
窓まわりの木枠のピンク色となじんで
なんとも甘くていい感じ。
ですが、しっくいに含まれた柿渋の色は
このあととんでいって真っ白になっていきますよ。
さぁ、もう少しで完成です。
照明器具

2019.8.30

無添加住宅の小屋

外壁の色も落ち着いてきて
そろそろしっくいも乾いてきたな。
ということで、照明器具の取付です。
小ぶりなブラケット灯はゴーリキアイランドという
真鍮製品専門メーカーのランプ。
実は、母屋の無添加住宅にもたくさん採用していただいています。
お家と小屋でお揃いのランプ、素敵ですっ!

真鍮ランプ

小屋の中にも、ゴーリキのランプ。
真鍮のフレームと分厚いガラスに覆われた
なかなか強そうな見た目。
それもそのはず、元々が船舶照明だからなのです。
物置として使う空間だから、物の出し入れで
電球を傷つけないように、機能面でもバッチリ。
屋根の下地の野地板が船底みたいに見えてくる?
モスハウスでお請けした工事はこれにて終了。
あとは、オーナー様がこつこつとお花を植える花壇を積まれるそうです。
それも楽しみでなりません。