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神戸市須磨区 漆喰リフォーム Y-House

リフォームのきっかけ、理由は?

築17年のRC(鉄筋コンクリート)造マンションにお住まいのY様。
今回のリフォームのきっかけは、壁と天井に出てしまった大量のカビ。
換気をしても、お掃除をしても、もう手がつけられないという状態。
衛生上よくないと思い、リビングに隣接したお部屋で家族集まって就寝する毎日。
北側の2部屋が使えないという緊迫したお悩みを抱えておられたのです。

リフォームの提案

ビニールクロスを漆喰塗りにすることで、調湿作用が期待できます。
しかし、このカビの原因は…?
外気に面したコンクリート…分厚いから断熱してくれているように思ってしまうのですが、実はとても熱を伝えやすい。
冬場に冷たくなったコンクリートが、お部屋の中の温まった空気に触れると?
冷たい飲み物が入ったグラスの表面に水滴がつくように「結露」してしまうのです。
根本的な問題を緩和するために、カビが発生していた天井と壁の隅を重点的に「断熱」することにしました。
湿気にも強く、漆喰の下地としても使える「炭化コルク」をコンクリートの壁面に貼り付け、その上から漆喰を塗りました。

子供部屋

子供部屋の天井にカビ 施工前

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施工前のお部屋は、エアコンの上部を中心に黒カビが広がっていました。
衛生的にも心配で、この部屋では寝ないようにしているとのことでした。

白とピンクのしっくいに塗り替えられた子供部屋 結露が起こっていたであろう部分に「炭化コルク」を張って断熱化。
真っ白な漆喰で天井と壁を施工。お嬢さんのお部屋ということで、壁の二面は「ベンガラ」を混ぜたベビーピンクの漆喰で塗りました。

赤ベンガラ 

ピンクにするために漆喰に混ぜたのは「ベンガラ(赤)」
漆喰1袋に対して混ぜる分量を量って準備。

赤ベンガラを混ぜた漆喰 施工直後

施工直後の状態がこちら。
かなり濃い目の色ですが「これでもいいかも~」と言っていただきました。
ベンガラの分量を増やすと、濃い色にすることも可能です。

色漆喰 ピンクの壁

4日後、白と淡いピンクに落ち着いたお部屋。コンセントプレートや照明器具を戻して仕上がりました。

書斎

カビが広がった北側の部屋

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北側のもう一室。書斎として使われていましたが、こちらの方がカビの被害がひどく、天井のビニールクロスが剥がれてきています。
ビニールクロスがめくれたことで、より結露が起こりやすい状態。

しっくい施工後の部屋 カビ対策としての最小限の施工ということで、北側の窓回りに限定して施工させていただきました。
断熱に炭化コルクと、縦の入隅部には発泡面木を施工。その上に漆喰を塗っています。

クロスめくり カビ除去

カビに覆われていたビニールクロスを剥がし、塩素系のカビ除去剤を塗布しました。

炭化コルクの上から漆喰塗り

結露しやすい面に炭化コルクを張り付け、その上に漆喰を塗っています。

書斎 しっくい塗り 施工後

最も結露がひどかった部分も、この通り。これからやってくる梅雨を安心して迎えられそうです。

工期は?

工事に伺ったのは4回。養生期間を含めると約1週間の工期でした。

1日目:カビ除去・断熱施工・下地処理
2日目:養生・漆喰塗り(白)
3日目:漆喰塗り(ピンク)・養生撤去
4日目:照明器具設置・清掃

漆喰塗りの後、施工したお部屋で除湿器をかけます。
2色に塗り分ける場合、1色目が乾いてからの施工になるため2日目と3日目の間に期間を設けました。
1色の場合は、3日の訪問。トータルの工期ももう少し短くなります。