造作っぽい洗面化粧台

あ、この写真は「っぽい」ではなくちゃんと造作です。
タイトルの「造作っぽい洗面化粧台」
各社こぞって推してきているようで…気になります。
「既製品」と「造作」
当然、どちらにもメリットとデメリットがあります。
機能性だと既製品、質感やデザインだと造作が優位でしょうか。
価格のわかりやすさは既製品に軍配が上がりますね。
モスハウス田端では、ほぼ全物件が造作です。
既製品だと、樹脂やメラミンやMDF(木繊維を接着剤で固めたもの)が使われることが多く
化学物質が揮発して室内空気を汚してしまうだけでなく
経年で劣化してしまったり、火災時に有毒ガスが発生したり
永く使っていただくことを前提とされていない気がしてお勧めできないのです。
天然石や圧縮ガラスの天板に無垢の木のキャビネットを組みあわせ、
陶器かホーローのボウルをのせるのが私たちのお勧めする洗面化粧台。
タイル張りでつくるとコストを少し下げることもできます。
素材にはこだわりたいけれど、機能性が…と悩まれる方が多いのも事実。
既製品を扱うメーカーのショールームに行くと、最新の機能があれもこれもと目につきます。
曇らないミラー、引き出せるシャワー、細やかな収納キャビネット
三面鏡の一部がぐーんと手前に寄せてこられるものも、便利そう。
造作だと、できないわけではないんです。高くはなっていきますが…。

こちらは、シャワーが引き出せる水栓を組み合わせた洗面化粧台。
天板の下にシンクがあるのでお手入れも簡単です。
造作に、機能性を取り入れた事例のひとつかと。

壁出しの水栓は、汚れにくいので掃除が楽ですよね。
これも、造作でできちゃいます。
で、タイトルの「っぽい洗面化粧台」に話を戻します。
木っぽい化粧カウンターの上に洗面ボウルを置いた感じのものは、かなり前から各社さん出されています。
ちょっと高いんですが。
それは、ぜひ本物にこだわって造作してください!
と心から思います。
木っぽいシート、はがれてきますよ。
どんなに丁寧に扱っていても、接着剤の寿命がきたらぺローンと剥がれます。
そして、芯材もぶよぶよと膨れてきます。
10数年で入れ替える!そう決めているのであれば、どうぞ…。
そしてそして、注目度が最近急上昇しているのが、もっと「っぽい」やつ。
モルタルっぽい天板ですっきりシンプルにホテルライクなサニタリーになってる感じの。
これって、写真だと見分けがつかなくてオシャレ感は出るんです。
「映え」ってやつ。(死後?大丈夫?)
いや、待って待って!?
使い勝手はどうした?機能性棚に上げて、造作のデザイン性だけをまねて
えっと…既製品のいいとこ放棄して、造作のデザインに全振り?
お値段、そこそこしますよ。
なのに、ぺろっと捲れてくる日のショックときたら。
既製品に比べるとボウルの後ろが掃除しにくいなぁ、とか
かっこよくしたら収納が減っちゃうなぁ、とか
造作に決めたけどちょっと心残り、なとこは踏襲してる。
ええとこ、少なっ。
カタログやサイトで紹介される事例のビジュアルはすごくいいので
デザインは学ばせていただきます。
造作っぽいものは、ほんものの素材でつくれるので。
キッチン以上に自由度の高い洗面化粧台。
注文住宅だけでなく、リフォームでも対応できますのでご相談ください。