ikanago

先月の末に、解禁になりましたね。
「いかなご漁」
この時期、通りを歩くとどこからともなく甘辛い臭い。
「いかなごの釘煮」を炊く香り。
今年、うちにやってきた初いかなごは
実家の母の炊いたもの。
生姜と山椒がたっぷり入って、ちょっと甘め。
アルコールが全くダメだった下戸の父好みの味付け。
母が炊いた釘煮を、友人宅に父が配り歩くのが恒例。
父が他界してからも、母はやっぱり釘煮を炊いて
お中元でもなく、お歳暮でもなく
この時期にお世話になった方々に贈りまくる。
母が元気なうちに、うちの釘煮の味を覚えたい。
でも、今年はいかなご高いみたい。
初チャレンジには、敷居が…。

そして、写真の釘煮の横のパックは
「紀州の南高梅」
お風呂の改装工事の現場で、夫がいただいてきたもの。
ご実家が和歌山で、梅どころ。
お母様が来られていて、どっさりいただいたそう。
前々社勤務時代にお仕事をさせていただいて以来のお付き合い。
その頃にも、よく梅干しをいただいたんでした。

あちこちで、梅が咲いて
いかなご漁もはじまって
春はもう、そこまで来てますね。