普段、クールーフ（天然石）の屋根が多いので、久しぶりの陶器瓦。
現場で、屋根を葺く職人さんが面白いことを教えてくれました。
「この段ボール、ええ臭いするで」
段ボールの香りって…？どういうこと？
鼻を近づけると、わかりました！
あっ、お線香の香り～。
淡路に本店がある「近セラ」さんのS瓦。
その梱包に使われる段ボールは、お線香の工場からの再利用なんだそうです。
陶器瓦にお線香。
どちらも淡路島が誇る歴史ある産業ですね。
梱包を解いたとたんに、香るらしいです。
懐かしい、生家を思い出しました。
淡路島出身ってわけではないんですけど
お仏壇のお線香って、記憶に残る香りではないですか？
現場にいると、いろいろと勉強になります。