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しっくいと無垢の木と天然石の書棚コーナー

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  • 【無添加住宅リフォーム】
    まずは、大工工事からはじまります。
    書棚のたての部分となる壁の下地を組んでいるところです。
    棚レールを付ける部分、固定の棚を付ける部分を考えて下地を組んでもらっています。
    もともとのアール型のたれ壁の下に付けるので、微調整をしながら慎重に。
  • 大工さんの仕事が終わると、左官さんにバトンタッチ。
    新しく起こした壁に、しっくいを塗っていきます。
    今回、しっくい塗りの範囲は限られているのですが、細かな角やアーチがたくさんあって大変そうです。
    こちらのお宅の新築のときにも施工してもらった同じ左官さん。
    いつもありがとうございます。
  • 棚板に、色をつけていきます。
    一般的な塗料ではなく、無添加住宅リフォームらしく【べんがら】を使って。

    べんがらは、【酸化鉄】つまり鉄の錆からできる顔料なので、神社の鳥居に代表される朱色が本来の色。
    焼成温度や調合で黄やベージュ、茶や黒などたくさんの色のバリエーションがつくられています。

    今回は、ボルドー(赤紫)を白に少し混ぜて、目指したのは【ラベンダー色】
    本をしまうと小口しか見えないのですが…こだわりポイントです。
  • 棚板を一枚ずつ塗っています。
    コロナ禍なのでマスクを着けていますが、嫌な臭いは全くありません。
    べんがらを溶く溶剤には【焼酎】と【豆乳】を使っています。
    まさに、「食べられる家」

    施工させていただいた日がぽかぽか陽気で、外の作業もとても気持ちよかったです。
  • はしごも棚板とお揃いのラベンダー色に塗って、とても可愛い仕上がりになりました。
    この状態で、しばらくしっくいが乾くのを待ちます。

    工程の紹介で抜けていましたが、はしごを架けるためのバーは、今回のために鉄工所で特注してつくってもらいました。
    しっかりとした太めのパイプ、実は【ガス管】です。
    市販のステンレスパイプだと、この空間に似合わないということで…図面書きました。
    臨機応変に加工してくださる鉄工所が近くにあって助かります。
    さあ、もう少しで完成です。