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淡路市 T様邸施工レポート

STORY

淡路島の釜口にて無添加住宅の工事がはじまります。
明石海峡大橋を渡ると、淡路島まであっという間。
モスハウス田端の事務所からだと、車で30分かからない近さ。
現場での工事の様子を、工程ごとに現在進行形でお伝えしていきますので
家づくりの参考にご覧いただければと思います。

建築現場独特の用語や名称をできるだけわかりやすいように解説できたらと思っています。
これ、どういう意味?読み方がわからない!などご意見やご質問がございましたらお気軽にお問合せくださいね。

GALLERY

  • 2022.1.23

    完成見学会終了しました。
    建物が竣工し、入居までの期間に完成見学会を開催させていただきました。
    打合せ中のお客様、これから家づくりをお考えのお客様に、モスハウス田端の建てる家を見て体感していただきました。
    しっくいと無垢の木の室内は、やっぱりみなさん気持ちがいいとおっしゃいます。
    そして、キッチンや収納のキャビネットを開けて驚かれます。
    全く嫌な臭いがしない!
    面材だけでなく、引出の中身も全て米のりで貼り合わせた無垢の木でできているから。
    気温の低い季節。自然素材の家だからといって決して寒くないことも体感していただけました。
    見学会開催を快くご了承いただきましたオーナー様に心から感謝いたします。
  • 2021.12.17

    建具吊り込み
    建具屋さんが、現場に入ってドアや引き戸を設置してくれています。
    すでに大工さんが付け終わった枠に、ドアレバーのラッチがかかる穴を掘り込んだり
    大まかな加工は工場で済ませておいて、現場では手作業での加工や微調整が行われます。
    いつも丁寧な仕事、ありがとうございます。
  • 2021.12.11

    足場が外れてすっきりしました。
    仕上げ工程を残すのみの無添加住宅、年明けからの完成見学会にてお披露目です。
  • 2021.12.10

    内部のしっくい塗りが全て完了しました。
    あとは、設備機器や建具が入るのを待つのみ。
    もうしばらくは除湿機で湿度を管理しながら、仕上げ工程へと移ります。
  • 2021.11.23

    室内のしっくい塗り
    リフォーム工事で採用していた無添加下塗り剤を、新築現場でも本採用。
    石膏が主成分の下塗り剤を用いることで、ボードとの密着性を高めます。
    無添加住宅が開発した、もちろん安全な製品です。
    一日待って、しっくいを塗ります。
    階段の蹴込(けこみ)や正面の壁が下塗りの状態。側面がしっくいを塗った状態です。
    除湿器をかけながら、壁も天井も、どんどん塗っていきます。
  • 2021.11.3

    淡路島へ足しげく通っておりましたが、現場での確認・打合せのあと神戸に戻る時間もあり、大工工事の詳細レポートがないまま、完了です。ごめんなさい。
    室内には内部用のしっくいが運び込まれ、左官工事すでにスタンバイ。
    週明けからは漆喰塗りの工程へと移ります。
  • 2021.10.11

    内部では大工工事が進行中。
    階段がまだかかっていませんが、脚立で二階の様子をちらり。
    壁の中も天井の上も断熱材が入ってふかふか。
    衣類や飲料のボトルにも使われるポリエステル100%でできていて、素手で触れてもチクチクしません。
    住む人だけでなく、施工する人にも優しい建材。
    もちろん、断熱性にも優れていますよ。
    他にも、吸音性が高かったり、燃えても有毒なガスが発生しなかったり。
    あと、忘れてはいけない性能が湿気を吸わない高い透湿性能。
    呼吸する壁が家を長持ちさせる「無添加住宅」とは好相性なのです。
  • 2021.10.9

    玄関まわりの壁が、淡い3色!?
    モルタルしっくいのグレーと塗りたてしっくいのほんのりピンクと太陽当たって乾いてきた真っ白しっくい。
    最終的にはキラキラ結晶が輝く真っ白な外壁になりますが、今だけのお楽しみカラーリングです。
    塗りたてしっくいがなぜピンクなのかと言うとですね…
    防腐効果のある【柿渋】を混ぜているからなのです。
    乾いていく過程で赤みは引いて真っ白に変化していきます。
    週明けに南面を塗ってしばらく養生期間となります。
  • 2021.10.6

    モルタルしっくいが乾くまでの間、ちょうどリフォームのしっくい塗りに行ってもらっていた左官さん。
    今日からまた淡路島の無添加住宅へ。
    軒裏にはいよいよ白いしっくいを塗っていきますよ。
    そうそう、モルタルしっくいを塗ってからしばらく間を空けるのは、マニュアルで決められた養生期間。
    一旦下塗りで十分にひび割れが起こるのを待ちます。
    その上に仕上げのしっくいを塗ることでより強い壁になるのです。
  • 2021.9.29

    外壁がグレーになりました。
    炭化コルクの上にモルタル漆喰を塗り終えたところです。
    しっとりとした深いグレーが乾くと、淡いグレーになります。
    そしてその上にもう一度漆喰を塗ると…。
    まだ何色か変化していきますのでお楽しみに。
  • 2021.9.13

    週末、私たちが打合せしている間にも現場は着々と進んでいきます。
    今日から外壁の「炭化コルク」施工がはじまりました。
    無添加住宅の長持ちの秘訣でもある「炭化コルクウォール」
    仕上げの漆喰(しっくい)との相性がとてもよく、壁の通気(呼吸)を妨げないのが特徴です。
    コルク樫の木の樹皮を熱と圧力で蒸し焼きにした100%天然素材。炭になっているので腐ることも虫に食われることもありません。
    スベリンいう、木が持つ芳香成分がほんのりと香ります。
    まっくろに覆われた無添加住宅、今だけの姿です。
  • 2021.9.9

    検査機関の検査員さんによる「中間検査」
    設計図書通りに施工が行われているかの確認です。
    構造材の金物は、壁を仕上げると見えなくなってしまうため、丸見えの状態で検査を受けます。
    金物のひとつひとつ、とめつけるビスの数もきっちりとチェック!
    合格したので、安心して次の工程へと進みます。
  • 2021.9.7

    木材の天敵は、シロアリと腐朽菌!
    薬剤に頼らない防腐防蟻対策として「ボロンdeガード(ホウ酸塗布)」を標準採用しています。
    鉱物であるホウ酸は、揮発性ではないので効果が半永久的に持続します。
    壁や床下に隠れてしまう木材に、しっかりとホウ酸を塗布してもらいます。
    施工はプロの「ホウ酸屋」さん(笑)
    朝から夕方いっぱいまで、入念に施工していただきました。
    雨養生もしっかりと。
    これで安心です。
  • 2021.9.2

    屋根工事
    濡れた石の表情がきれいです。
    大きな雨が降る前に、大屋根(2階の屋根)が葺けました。
    無添加住宅の屋根「クールーフ」は、天然の玄昌石。
    スレート葺きとは、元々このような天然石をスライスした屋根のことを言うのですが、日本では石を模したセメント製品を指す言葉になってしまっています。人工スレートに対して、わざわざ天然スレートと言うのもなんだかなぁ…。
    もちろん、本物の石の屋根の方が長持ちします。
    塗装もいらないし、半永久的な建材です。
  • 2021.8.26

    まさに上棟吉日。
    真夏の棟上げは体力的に厳しい作業。
    8人の大工さんが見事なチームワークで組み上げていってくれました。
    湿度もある蒸し暑い一日でしたが、時折涼やかな風もありました。
    お昼からは風向きが変わり、磯の匂い。
    やはり淡路島。
    南あわじから来てくれたレッカーの運転士さん「この涼しい風はどっか雨降っとんだー」
    語尾の「だー」
    懐かしい響きです。
    夕方目一杯までの作業で無事に野地板まで葺き上がりました。
    上棟おめでとうございます。
  • 2021.8.23

    雨よ、降らないで!
    太陽よ、出ないで!
    とわがままなお願いを聞いてもらっての外仕事。
    雨続きの中、奇跡的に予定通りの土台敷きができました。

    大工さんの手には工具ではなくローラーが。
    白蟻や腐朽菌から木材を守るためのホウ酸を塗布しています。
    防腐効果の高い柿渋に混ぜています。
    無臭柿渋を使っているので匂いません。
    数年前までは、柿渋の匂いにまみれての作業でした。今思えばご近所の方にもご迷惑をおかけしてました…。
    臭いだけで口にしても大丈夫な安全な材料なんですけどね。
    さて、本日の作業は土台まで。
    続きは26日上棟日です。
  • 2021.8.21

    梅雨再び!?雨がずーっと降ってますね。
    雨雲レーダーを見ながら、現場へ行ってシートを敷いてきました。
    直前まで降ってました。
    そして、作業が終わるや否や降ってきました。

    現場での作業が始まると、どうしても釘や炭化コルクのかけらが周りに落ちてしまいます。
    最近のようなお天気が続くと、土もぬかるみます。
    些細なひと手間ではありますが、このシートを敷いておくと何かと助かるのです。
    さぁ、いよいよ木工事がはじまります!
  • 2021.7.26

    型枠が外れ、基礎が完成しました。
    土台を留めるための「アンカーボルト」(短い方)、柱を留めるための「ホールダウンアンカー」(長い方)が図面通りの位置に設置されています。
    基礎工事がはじまってから快晴続きで順調に工事が進みました。
    お天気良すぎです。
  • 2021.7.19

    外側の型枠が組まれました。
    ケーキの「型」みたいなものですね。
    この型の中にコンクリートが流されるので、組んだ形に基礎ができるというわけです。
    写真に写っている職人さんは、アンカーボルトの位置出しをしています。
    基礎の上にのる土台(木材)を基礎としっかり固定するための金物をアンカーボルトといいます。
    コンクリートに埋め込んで、しっかりと家を支えます。
    炎天下の作業、ご苦労さまです。
  • 2021.7.17

    コンクリートの基礎の中はこんな感じ。
    鉄筋が網の目に組まれていますね。
    家の重さを支える「基礎」
    コンクリートは圧縮(押される力)にとても強く、上からの重みを支えるのにはもってこいの素材です。しかし、引張力に対してはその10分の1ほどの力しかありません。
    そこで、引張力に対して強い鉄筋と合わせるのです。
    その名はずばり「鉄筋コンクリート」(そのまま)
    コンクリートの高アルカリ性が鉄を錆(さび)から守る、相性の良い組合せなのです。

    きれいに組み上がった鉄筋をチェックしているのは第三者検査機関の検査員さん。
    網目の間隔や、土から鉄筋の距離など、細かく確認していきます。
    コンクリートを流してしまうと見えなくなるところなので、この段階でしーっかりチェック!
    もちろん「合格」
  • 2021.7.5

    基礎工事の【掘り方】(ほりかた)という工程。
    その名の通り、基礎の底盤にあたる部分を掘ってます。
    図面で示したレベル(高さ)に合わせて、きれいに水平に均されていますね。
    細かい寸法の確認で、なにやら打合せ中…。
    「そこは、1600です。そこは、105ずれで。」
    建築では、㎜(ミリ)単位で話します。
    これが、大工さんの工程になると尺(しゃく)や寸(すん)に置き換わる。
    お施主様との打合せでは、㎝(センチ)がわかりやすいかと…。
    色々使いこなせて、バイリンガルになった気分です。(日本語しか喋れへんけど。)
  • 2021.7.1

    基礎着工しました。
    地盤調査の結果が良好で、標準のべた基礎で大丈夫との判定です。
    まずは、表土のすき取りから。
    雨でぬかるみますが、雲っている分暑さはマシ…。
    夏の基礎工事、影がないので暑さとの闘いになります。
  • 地鎮祭とは、名の通り
    工事を始める前に、その土地の神様を祀り、土地を利用させてもらうことの許しを得る儀式です。
    ご新居でのお施主様ご家族の安全・安心できる暮らしと工事の安全をお祈りします。
    祭壇には、お神酒、洗い米、塩の他、山の物・海の物を揃えます。
    明石海峡の新鮮な尾頭付きの鯛が三方(神饌をのせる台)からはみ出してます。

    祭壇・お供えはご祈祷をお願いする神社さんで準備してくださいます。
    テントやしめ縄、砂の準備は私たちでさせていただくので、お施主様は当日体ひとつで出席していただけます。
  • 2021.6.13

    淡路市にて着工前に地鎮祭を執り行いました。
    前日までの雨予報を覆し、お天気ももってくれました。
    とても幸先の良いスタートです。