STORY
今年初め(昨冬)2月に加東市に別荘を購入されたN様。
パインの床材を弊社で施工しました。
あれからワンシーズンが過ぎ、先日ペレットストーブのご注文をいただきました。
搬入、壁開口、設置、試験着火、取扱い説明。
ざっと1~2時間で完了です。
この冬は、さらに豊かな時間をお過ごしいただけますね。
工期:半日(1~2時間)
費用:約35万円(設置条件・配管長さによる)
GALLERY
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壁に穴を開けるところから工事が始まります。
薪ストーブと違って、ペレットストーブは煙突を高く立ち上げる必要がありません。
屋外の空気を取り入れて、燃焼させるため吸排気管が通せればいいのです。
あとは、普通の(100V)コンセントがあれば設置可能です。
エアコン工事に近いかもしれません。
ところが、この壁開口がくせものです。
建物によって構造がまちまちで壁の中は開けてみないとわからないことが多いのです。
今回は、大工さんの左上に火打ち梁が見えていることから、木構造で恐らく筋交がこの壁にあるだろうとの推測。
床下から梁までを斜めに結ぶラインを避けて、穴を開けます。
新築からリフォームまで手掛ける大工さんの知恵と経験の技。
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室内から出した吸排気管、外側はこのような状態です。
外側から外気を取り込み、温まった空気は内側の細いシルバーの管から排出されます。
着火直後には、紙を燃やしたような臭いと白い煙が出ますが、黙々と煙が出るようなことはありません。
燃料のペレットは間伐材(森林で間引いて切った木材)や製材時の端材からつくられます。国産のペレット燃料を使うことで、環境にも優しいのが嬉しいですよね。
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室内の方は、こんな感じ。
こちらの【RS-mini】は輻射式のシンプル構造。
炉内で燃やした熱が鋳物の前面扉や天板に蓄熱されてじんわりと周囲を温めます。
ストーブの前にいると、遠赤外線の効果で体の芯から温まりますよ。
時おり、カランコロンと小さな音を奏でながら落ちてくるペレットの音が聞こえます。
冬の夜が楽しみになるアイテムです。
こちらのストーブは天板の上にお鍋やポットを置いて沸かすことができます。
アルミホイルに包んで載せておけば、焼き芋や焼きりんごもできますよ。