STORY
神戸市垂水区にて無添加住宅の工事がはじまります。
駅からも近めの住宅密集地。
「旗竿地」とよばれる専用通路の奥に広がった敷地での建築です。
現場での工事の様子を、工程ごとに現在進行形でお伝えしていきますので
家づくりの参考にご覧いただければと思います。
建築現場独特の用語や名称をできるだけわかりやすいように解説できたらと思っています。
これ、どういう意味?読み方がわからない!などご意見やご質問がございましたらお気軽にお問合せくださいね。
GALLERY
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2024/1/29
工事の安全とS様ご家族の健康と繁栄を祈念し、地鎮祭を執り行いました。
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2024/2/6
本日より基礎着工します。
旗竿地、道路から専用通路を入って写真の手前が敷地になります。
重機をトラックから降ろして、13~14m自走してこないと。
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2024/2/9
配筋検査を受けました。
基礎の鉄筋が組まれ、コンクリートを流すまでに第三者検査機関の検査を受けます。
鉄筋の太さと間隔、コンクリートのかぶり厚さなど、見えなくなってしまう部分をしっかりチェック。
いくつか突き出しているパイプは、基礎を貫通させる給排水の通り道。
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2024/2/24
型枠も外れて基礎が完成。
設備の配管がすでに行われています。
イメージ通りかと思いますが、赤いのがお湯で青いのがお水。
グレーの太いのは排水。
体の中の血管みたいに思うのは私だけ?
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2024/3/1
土台敷き
基礎の立ち上がりに沿って、土台を据えていく作業です。
コンクリートの基礎と桧の土台に挟まれるパッキンは御影石。
経年劣化を起こさず、いつまでも縁の下の力持ちで家を支えてくれます。
基礎に埋設したボルトでしっかりと土台を固定し、揺れや風圧で家が浮き上がるのを防ぎます。
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2024/3/6
祝上棟!
前日までの雨が上がり、手上げ(人力)の棟上げが無事に完了しました。
普段は材料をレッカー車で吊り上げてもらうところを、敷地の制約があって使えず。
大工さんチーム、フルパワーでの作業ありがとうございました。
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2024/3/7
快晴です。
前日に野地板まで施工してもらっていたので、上棟翌朝から屋根のルーフィング施工ができました。
一般的には屋根下地も合板が使用されますが、無添加住宅では杉の野地板を一枚ずつ張っています。
高音で、多湿で、家の中でも最も過酷な環境に晒される屋根。下地が腐っては大変。
接着剤で貼り合わせた合板は、いずれ劣化して弱くなってしまうので、敢えて無垢の杉板にこだわります。
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2024/3/13
中間検査(躯体検査)
木造住宅の壁の中、筋交や金物が計画通りに配置され、施工されているかどうか。
第三者検査機関の検査員による検査を受けました。
構造を担う柱や梁に、しっかりと規定通りの金物が取付けられているのを確認して、次の工程へ進みます。
柱と柱の間に斜めにバッテンの形でいるのが筋交(すじかい)。平べったい「筋交プレート」で上も下もしっかりと柱に止付けています。
基礎工事のときに埋め込んであった「ホールダウン金物」は、土台を貫通して柱と固定。引き抜き(上に浮き上がる力)を防止します。
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2024/3/21
防水紙
壁の下地ができたところで、防水のために専用の防水紙を施工していきます。
漆喰塗りなので、湿式に適したものを。外部からの雨粒を防ぎ、内部からの水蒸気は通す透湿性に優れたモルタルラミテクトです。
紙の幅が1mあって、ひとりで広げて留めていくのは一苦労。職人さんが専用の吊下げ金具を自作されていました。
これはすごい!足場にひっかけておいてこのままするする~っと伸ばしていくんです。