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田端広子の「Moss House通信」

確定申告のシーズン到来!

もうすぐ3月。

このまえ年が明けたと思ったら、もう年度末が近づいてきています。

年々、時が経つのが早く感じるのは、年齢を重ねた証拠なのでしょう…。

今日は、協力業者さんから申告に必要な番号を送ってくださいと連絡があったかと思えば、お客様からのお問合せもあり、「確定申告」のフレーズを何度も耳にしました。

そう、自営業者の方にはお馴染みの「確定申告」ですが、会社にお勤めの方にはあまり縁がないのでは?

新築住宅の建築時に住宅ローンを利用された方は、翌年のこの時期に確定申告をする必要があります。

「住宅ローン控除」と言って、借入の残高に応じて所得税の減税が受けられるのでお忘れなく。

天引きされた税金が還ってくるんです!(ほとんどの方がご存知ですよね…すみません)

新築の場合には、完了検査を受けないといけないですし、最終金の決済時に登記も済んでいるため、お引渡しの時点でほぼ必要な書類が揃います。(銀行からの残高証明書は年末ぐらいに届きます)

ところが、確認申請が不要なリフォーム工事の場合には「増改築工事証明書」なるものが必要で…。

今回、この書類を発行させていただくにあたってちょっと書類と格闘しました。

リフォームの場合には要件が複雑ですが、まるっと一室を触っていて、住宅ローンを10年以上の返済期間で組まれた場合には、ほぼいけそうです。

短期のお借入れや現金払いの方にも適用される場合がありますが、「性能向上リフォーム」といわれる断熱化・耐震化・バリアフリー化など、ハードルが高いのでご注意ください。

補助金や税控除のための工事はお勧めしませんが、内容が合致する場合にはもちろん全力で対応させていただきます。

「増改築工事証明書」も、モスハウス田端は一級建築士事務所登録をしているので、社長の名前ですぐに発行することができました。

工事を数多くお請けしているわけではないので、正直 手慣れておりません。

毎年変わる補助金や、税制優遇措置の情報を一生懸命追いかけているというのが本音です。

税金・年金・福祉…なんにしても、知らないと恩恵が得られないところがありますよね。

家を建てる。

お金を借りる。

一生のうちに初めて経験されるという方がほとんど。

お金の話は難しい。でもとても大事なことなので、寄り添えってお手伝いできるように、勉強したいと思います。

※住宅ローン控除には所得制限や借入期間など要件がありますので全てに方に適用されるわけではありません。