端材をリサイクルに
2024.03.22 Fri
垂水区にて新築工事の建築中。
モスハウス田端の無添加住宅では、外壁の下地に杉の荒板を用います。
桧ほどではないですが、木の香りがしっかりとします。
杉の香り成分(フィトンチッド)には、リラックス効果や安眠効果があるそうですが、認知症の予防にも効果があるようですよ。
桧の柱の外側、壁全体に杉板を打っていきます。
なるべく長い状態で施工していきますが、どうしても材料には半端が出てしまいます。
短すぎる端材は使い道がありません。
ただし、「この現場」では。
田舎の家だと薪にちょうどいいのに…。
そうだ!!思い出したー。かまどのあるところ
連絡したら、なんと取りに来てくれました。
この子たちの行き先は、稲美町の「リ・マテリアル」さん
建築資材のリサイクル・リユースと雑貨販売・かまどのあるカフェを運営されています。
DIYで使いたい人にもらっていただけるのか、ごはんを焚くための燃料になるのか
いずれにしても、役に立てばうれしい。
現場としては、廃棄物が減って助かる。
無添加住宅の現場で出る木は、下地も仕上材も無垢の木なので安心です。
防腐剤や防蟻薬剤も添加していない木って、建築現場では稀有なのかも。
人体には安全な「ホウ酸」はかかってたりしますけど。
炎色反応でホウ酸は黄緑色になるそうで…かまどの炎の色が緑の日は、うちの子が薪に使われているのかもしれませんね。