floor-paint

事務所の床を塗りました。
ちょっと、渋系の雰囲気にしようかと…。
木目を活かして濃色に。
一般的には、こういうときにはワ〇コオイルとか、オ〇モとか使いますよね。
どちらも、かなり安全なようなのですが…
商品表示には、微量だと表示する義務がないだとか
消費者が確かめようのないものが入っていたりするので怖いです。
実際に、それらを使っているところで有機溶剤の臭いを感じたり、少しですが気分が悪くなったりと
自分自身の身体が反応した経験がありまして
やっぱり、中身のわかるものを使いたいなぁと。
無添加住宅で取り扱う「ベンガラ」を塗料に選びました。

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「ベンガラ」は、古代から使われてきた顔料の一種で、わかりやすく言うと「鉄錆=酸化鉄」です。
ベンガラは粉末になっていて、そのままでは塗れません。水には溶けないので、溶剤が必要。
有機溶剤(シンナーなど)の代わりに、焼酎を使います。
焼酎でベンガラがだまにならないようにしっかりと溶いたら、柿渋で薄めていきます。
塗りやすい濃度になったら、刷毛にたっぷり含ませてささーっと塗っていきます。
木目、板を一枚ずつ塗るイメージさえあれば、かなり雑目でもOKです。
半乾きぐらいになってきたところで、ボロ布で拭き上げます。
余分な塗料を拭き取り、刷り込む感じで。
6帖の床が、2人だとわずか20分ほどで塗れました。
焼酎の香りが混ぜる時にツーンときますが、柿渋も無臭のものを使ったので、ほぼ臭い無し!
もちろん目がチカチカすることも、鼻がムズムズすることもありません。
窓を閉め切っていても大丈夫です。
焼酎はどこでも手に入ります。
「柿渋(無臭)」「ベンガラ(各色)」は弊社で取り扱っておりますので、無添加塗装にご興味のある方は、ぜひお問合せくださいね。
もちろん、混ぜ方、塗り方もお伝えします。